ホロスホームのロゴ

Instagram
close
0120-411-185
お問い合わせ・ご予約

お知らせ・イベント・コラム

NEWS & EVENT

PAGE TOP

イベント

住宅ローンキーワード:第8回・返済方法

住宅ローンを契約する中で、わかりにくい言葉を解説する住宅ローンキーワード。

今回は大切な、返済方法について解説していきます。

電卓とメモ

代表的な返済方法は、元利均等返済と元金均等返済

住宅ローンの返済方法には、元利均等返済と元金均等返済があります。

漢字だけみるとややこしそうですが、一度仕組みを理解してしまえば、難しくはありません。

元利均等返済・・・

元金と利息を均等に返済すると読めるように、毎月の返済額が一定になるように計算して、

そこから返済額が決まります。

住宅ローンの返済が仮に35年だった場合、35年×12か月=420回も返済する必要があります。

その場合、次に紹介する元金均等返済では、毎月の返済額が異なるため、

家計管理がしにくくなります。

その点、元利均等返済であれば、毎月の返済額は一定ですので、家計管理もしやすく、

返済額も把握しやすいという利点があります。

ただし、当初は借入元金が大きい分、かかる利息も大きいので、

毎月の返済額に占める元金と利息の割合は利息の方が多くなります。

元金均等返済・・・

まず、この返済方法は一部の金融機関では取り扱っていない可能性がありますので、

必ず事前に確認するようにして下さい。

元金を均等に返済すると読めるように、毎月の元金返済額は35年返済であれば、

420回で割って毎月均等です。

しかし、元利均等返済でも解説したように、当初は借入元金が大きい分、

かかる利息も大きいので、初回の返済額が一番多くなるという特徴があります。

そして、毎月の返済額は少しずつ減少していくのですが、

初回の返済額が一番多くなるという心理的負担があり、

資金的に余裕のある人しか利用していません。

住宅ローン金利が3%台の頃は、元金均等返済の方が、総返済額がかなり少なかったので、

知っている人には利用されてきましたが、

住宅ローン金利がここまで低下すると大差ないため、利用者は減少気味です。

 

どの程度の差が出るのか、シミュレーションで確認

前提条件:全期間固定金利で金利は1%、借入金額は3,000万円、返済期間は35年、

元利均等返済と元金均等返済で比較

元利均等返済 毎月の返済額:84,685円、総返済額:35,567,804円、利息割合:15.7%

元金均等返済 初回の返済額:96,428円、総返済額:35,262,332円、利息割合:15.0%

これで比較すると、元金均等返済の方が総返済額は、305,472円少なくなりました。

しかし、初回の返済額は8,000円程度高くなっています。
それぞれの返済明細で、確認してみることにしましょう。

元利均等返済の返済明細

1回目  返済額:84,685円 元金:59,685円 利息:25,000円
120回目 返済額:84,685円 元金:65,905円 利息:18,780円
240回目 返済額:84,685円 元金:72,833円 利息:11,852円
360回目 返済額:84,685円 元金:80,490円 利息: 4,195円
420回目 返済額:84,789円 元金:84,719円 利息: 70円(最終回の端数調整)

返済明細で確認してみても、返済が進むにつれて、元金部分の返済額が増えていることがわかります。

元金均等返済の返済明細

1回目  返済額:96,428円 元金:71,428円 利息:25,000円
120回目 返済額:89,344円 元金:71,428円 利息:17,916円
240回目 返済額:82,201円 元金:71,428円 利息:10,773円
360回目 返済額:75,059円 元金:71,428円 利息: 3,631円
420回目 返済額:71,727円 元金:71,668円 利息: 59円(最終回の端数調整)

こちらは、初回の返済額が最も高く、その後なだらかに、返済額が減少していきます

資金的に余裕があるのであれば、総返済額が安くなる、元金均等返済がお勧めですが、

返済のしやすさを重視するなら元利均等返済でしょうか。
今回のシミュレーションを参考に、自分自身に合った返済方法を、見つけて頂けますと幸いです。

 

 

 

住宅ローンについてのコラム一覧

 

1:安心できる住宅ローンの借入限度額はどれくらいなのか

2:住宅ローンではどれくらいの費用がかかるのか(上編)

3:住宅ローンではどれくらいの費用がかかるのか(中編)

4:住宅ローンではどれくらいの費用がかかるのか(下編)

5:住宅ローンの流れを、マンションと注文住宅で比較してみる

6:住宅ローンを組んだら生活保障の見直しをしましょう!

7:住宅ローン控除を最大限活用する(前編)

8:住宅ローン控除を最大限活用する(後編)

9:一部繰上返済制度を活用して総返済額を減らす

10:平成30年(2018年)の住宅ローン金利動向を予測する

11:最初のローンが肝心、借り換えをお勧めできない理由

12:住宅ローンの返済が苦しくなったら迷わず相談

13:個人信用情報機関を正しく理解しましょう

14:「平成30年(2018年)は住宅購入最後のチャンス(前編)」

15:「平成30年(2018年)は住宅購入最後のチャンス(後編)」

16:「共働き夫婦におすすめの住宅ローンの「デュエット」とは?」

17:「変動金利と固定金利の良いとこどりのミックスプランとは?」

18:「住宅ローンの新規では変動と固定どちらが多いのか」

19:「住宅ローンを使って建てた家を勝手に貸してはダメな理由」

20:「親の贈与を受ける場合のメリットとデメリット」

21:「長期優良住宅の家づくりをするときに適した住宅ローン」

22:「住宅ローンを組む時に「自然災害特約」は付けるべきか」

23:「住宅ローン審査もアプリの時代へ」

24:「ネット銀行の審査が一般的な銀行と違う理由」

25:「ライフプランに合わせられる、新生銀行の住宅ローン」

26:「変わり始めた住宅ローン勢力図。メガバンクVS地方銀行」

27:「変動金利の金利上昇ルール「5年ルール」と「125%ルール」とは」

28:「日銀展望レポートから見る、今後の住宅ローン金利動向」

29:「フラットは何故どこでも借りられるのか、その構造を理解しよう」

30:「2月の住宅ローンは固定金利が大幅上昇!今後の行方は?」

31:「銀行が勧める、短期固定金利の住宅ローンの危険性」

32:「イオンをよく利用する人はイオン銀行が便利でお得?」

33:「ゆうちょ銀行の住宅ローン利用には注意が必要」

34:「世界同時株安NYダウは過去最大の下落!住宅ローン金利に与える影響は?」

35:「ライフプランに合わせた住宅ローンの返済額の作り方」

36:「住宅ローンを抱えて離婚したらどうすればいい?」

37:「住宅ローンを組む事が不安な方にオススメの制度」

38:「被災された方は災害復興融資の利用を(前編)」

39:「被災された方は災害復興融資の利用を(後編)」

40:「預金連動型住宅ローンの注意点(前編)」

41:「預金連動型住宅ローンの注意点(後編)」

42:「3月の住宅ローン金利、長期固定金利が軒並み低下」

43:「住宅ローンを組む時に、安易な収入合算には要注意」

44:「財形住宅融資制度について、わかりやすく解説します(前編)」

45:「財形住宅融資制度について、わかりやすく解説します(後編)」

46:「フラットの買取型と保証型の違い、何がどう違うのか」

47:「フラットが9割超融資で金利を引き上げた意味」

48:「三井住友信託銀行の住宅ローン自動返済、メリットと注意点」

49:「余分なカード信用枠は住宅ローン審査にデメリット」

50:「住宅ローン利用者の裾野を広げた「全国保証」とは?」

51:「財務省信頼失墜!増税延期と住宅ローン金利の深い関係」

52:「50年型住宅ローンのメリット・デメリット」

53:「あなどれない、JAバンクの住宅ローン」

54:「住宅ローンの返済には、ボーナス併用払いを利用すべきか」

55:「世界標準の住宅ローンとは?リコースローンとノンリコースローン」

56:「2018年4月の住宅ローン金利は低下予想」

57:「フラット35利用者への借り換えを勧誘することは禁止されています」

58:「女性専用住宅ローンを最大限活用しましょう」

59:「職業の特性によって、住宅ローンの選び方を決める方法」

60:「転勤や借り換えした時の住宅ローン控除の再適用について」

61:「2018年4月の住宅ローン金利と5月の見通し」

62:「フラットの団体信用生命保険と民間の生命保険、どちらがお得?」

63:「5月の住宅ローン返済には要注意」

64:「自営業者の方の、上手な住宅ローンの組み方」

65:「住宅ローンキーワード:第一回・抵当権」

66:「2018年(平成30年)5月の住宅ローン金利と6月の見通し」

67:「住宅ローン利用者が選ぶ金利タイプ」

68:「住宅ローンキーワード:第2回・抵当権連帯債務者と連帯保証人の違い」

69:「住宅ローン利用時の共有名義の注意点」

70:「最近注目されている、リバースモーゲージとは」

71:「住宅ローンキーワード:第3回・住宅ローンキーワード、今回は保証会社」

72:「住宅ローンと新車購入の深い関係」

73:「6月の住宅ローン金利と7月の見通し」

74:「住宅ローンキーワード:第4回・借入可能額」

75:「住宅ローンキーワード:第5回・モーゲージバンク」

76:「住宅ローン返済中の災害対策」

77:「地銀再編加速へ、住宅ローン申込みで注意したいこと」

78:「8月の住宅ローン金利と9月の見通し」

79:「住宅ローンキーワード:第6回・金利の種類」

80:「住宅ローンキーワード:第7回・返済負担率」

81:「住宅ローンキーワード:第8回・返済方法」←今回のコラム

Works

お問い合わせ・
モデルハウス見学の
ご予約はこちら

お電話でのご相談・ご予約

TEL 0120-411-185

営業時間 10:00-18:00 (水曜・木曜定休)