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住宅ローン

2018.02.04

銀行が勧める、短期固定金利の住宅ローンの危険性

今、銀行で住宅ローンの相談に行くと最も勧められる金利タイプは何だと思いますか。インターネット上でこれだけ変動金利の引き下げ競争をしているから、変動金利と答える方も多いと思いますが、正解は短期固定金利です。今回はこの短期固定金利のメリットとデメリットを解説していきます。

愛知県安城市の注文住宅の工務店、ホロスホームの浅野です。

チャート

一般の銀行では最も低い短期固定金利の金利水準

実際に銀行などに住宅ローンの相談に行く場合、予めインターネットなどで現在の金利水準などを予習されることと思います。そして、インターネットでの宣伝はやはりネット銀行が長けている所があるので、例えばじぶん銀行の変動金利年0.457%など変動金利の低さが頭に入ることになります。

そして、実際に銀行に住宅ローンの相談に行くと、思わぬ答えが返って来ます。現在のお勧めは2年や3年の短期固定金利だと言うのです。そして実際に提示される金利は、じぶん銀行の変動金利をも下回る年0.45%。変動金利の事しか頭になかったお客様は、混乱されることが多いようです。では、なぜ短期固定金利はここまで金利が低いのでしょうか

これは日銀が進める「マイナス金利政策」と関係があります。「マイナス金利政策」は、銀行が余ったお金を日本銀行に預ける場合は、利息を払うのではなく利息を取る政策ですが、これが意図する所は銀行が企業にお金を貸し出し、お金を上手く循環させることでした。

しかし、日銀の思惑とは裏腹に銀行からの企業融資は伸びず、お金は市場に滞留したままになりました。

そして、滞留したお金の多くは、短期の国債の購入に使われています。国債の買い手が多いと当然ながら国債の価格も上がります。その結果、値段と反比例する国債の利回りは過去最低水準まで低下、それに連動する短期固定金利が、変動金利の水準を下回るという事態になっているのです。

 

短期固定金利のメリット・デメリット

上記の解説で、2年や3年の短期固定金利を銀行が勧める理由はおわかり頂けたと思います。銀行としては、変動金利よりも金利水準が低く、固定金利と名の付く金利タイプを勧めたいのです。ただし、例えば10年間で完済するから、10年の固定金利などを選択することは理にかなっていますが、短期固定金利は数年後に再度金利選択する必要があります

なお、誤解されている方が多いので念のため解説しますが、短期固定金利を選択したからといって、数年後に短期固定金利を選択する必要はありません。基本的には数年後に変動金利に戻りますので、そこから再度短期固定金利を選択したり、もう少し期間の長い10年の固定金利を自由に選択することが出来ます。

このように書くと、金利も低いし、数年後も自由に金利タイプを選択できるので、良いことずくめのように感じますが、一番大切な注意点があります。それは、短期固定金利を選択した場合、数年後に再度金利タイプを選択することになりますが、その時に選択するのはその時点で銀行に提示されている金利であるということです。

つまり、今までは金利は上昇するどころかむしろ低下していたため、問題になりませんでしたが、仮に数年後に今より金利が上昇していた場合は、再度短期固定金利でも金利水準が高くなり、毎月の返済額が増加する可能性があるということです。

また、変動金利のように返済額を5年間一定にする「5年ルール」や5年後の上昇幅を1.25倍にする「125%ルール」も適用されないので、返済額がいくらになるのかはその時にならないとわからないというリスクがあります。

恐らく、短期固定金利を年0.45%程度で借りた場合、日銀の2%の物価上昇率という目標が達成されて金融引き締め局面に入った場合、金利が上がることはあっても下がることはないでしょう。つまり、毎月の返済額は増加していくという覚悟が必要です。

 

まとめ

目先の金利の低さや、銀行の勧めに乗ってしまうのもわからないでもありません。ただし、今後の展望を考えた時に短期固定金利は危険と言わざるを得ません。

 

ホロスホームでは、資金計画の作成・ライフプランの作成も無料でお手伝いいたします。

また、銀行ではない第三者の立場から住宅ローンのご提案をいたしますのでお気軽にご相談下さい!

ご相談はこちらから

 

【目次:住宅ローンコラム】

1:安心できる住宅ローンの借入限度額はどれくらいなのか

2:住宅ローンではどれくらいの費用がかかるのか(上編)

3:住宅ローンではどれくらいの費用がかかるのか(中編)

4:住宅ローンではどれくらいの費用がかかるのか(下編)

5:住宅ローンの流れを、マンションと注文住宅で比較してみる

6:住宅ローンを組んだら生活保障の見直しをしましょう!

7:住宅ローン控除を最大限活用する(前編)

8:住宅ローン控除を最大限活用する(後編)

9:一部繰上返済制度を活用して総返済額を減らす

10:平成30年(2018年)の住宅ローン金利動向を予測する

11:最初のローンが肝心、借り換えをお勧めできない理由

12:住宅ローンの返済が苦しくなったら迷わず相談

13:個人信用情報機関を正しく理解しましょう

14:「平成30年(2018年)は住宅購入最後のチャンス(前編)」

15:「平成30年(2018年)は住宅購入最後のチャンス(後編)」

16:「共働き夫婦におすすめの住宅ローンの「デュエット」とは?」

17:「変動金利と固定金利の良いとこどりのミックスプランとは?」

18:「住宅ローンの新規では変動と固定どちらが多いのか」

19:「住宅ローンを使って建てた家を勝手に貸してはダメな理由」

20:「親の贈与を受ける場合のメリットとデメリット」

21:「長期優良住宅の家づくりをするときに適した住宅ローン」

22:「住宅ローンを組む時に「自然災害特約」は付けるべきか」

23:「住宅ローン審査もアプリの時代へ」

24:「ネット銀行の審査が一般的な銀行と違う理由」

25:「ライフプランに合わせられる、新生銀行の住宅ローン」

26:「変わり始めた住宅ローン勢力図。メガバンクVS地方銀行」

27:「変動金利の金利上昇ルール「5年ルール」と「125%ルール」とは」

28:「日銀展望レポートから見る、今後の住宅ローン金利動向」

29:「フラットは何故どこでも借りられるのか、その構造を理解しよう」

30:「2月の住宅ローンは固定金利が大幅上昇!今後の行方は?」

31:「銀行が勧める、短期固定金利の住宅ローンの危険性」←今回のコラム

32:「イオンをよく利用する人はイオン銀行が便利でお得?」

33:「ゆうちょ銀行の住宅ローンを利用する時に気をつけたいこと」

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