お知らせ・イベント・コラム

NEWS & EVENT イベント(イベント名)

PAGE TOP

住宅ローン

2018.05.06

住宅ローンキーワード:第1回・抵当権

住宅ローンは不動産の売買と密接に関連しているため、住宅ローンを組む人にとっては、初めて聞く用語が多いと思います。

しかし、初めて聞く用語の中でも、自分達の権利に密接に関連している用語は、必ず理解しておく必要があります。

今回から不定期ですが、住宅ローンの中で、必ず理解しておきたい用語に絞って解説していきます。初回は、抵当権です。

 

抵当権設定契約証書

登記制度と抵当権

 

抵当権の解説に入る前に、日本の登記制度について簡単に解説します。

 

例えば、AさんがBさんから土地を購入したとします。

当事者間では、AさんからBさんに代金を支払えば、土地はAさんのものになったとわかりますが、他人にはわかりません。

そこで、他人にもわかるように、日本には登記制度というものが設けられており、この場合は権利部の甲区にBさんからAさんへの所有権移転登記を行います。

これを行わなければ、法律上Aさんは善意の第三者(何も知らない第三者)に対抗できないので、必須の作業となります。

 

このように、不動産取引と登記は切っても切れない関係にあり、住宅を新築したときも、土地から購入したのであれば購入者への所有権移転登記、建物には所有権保存登記を行い、所有者の権利を保護するのです。

 

ここまでは、住宅ローンを利用しない場合の事例ですが、住宅ローンを利用するときには、融資を受けた金融機関は必ず、土地と建物に抵当権という物権を登記します

※物権とは民法で規定された物を直接に支配する権利で、権利部の乙区にされます

抵当権とは、抵当権を実行する理由が出来たときに、抵当権者である金融機関が自由に土地と建物を競売(けいばい)できる権利であり、金融機関はこれにより土地と建物を売却し、融資金を回収することが出来ます。

このように、抵当権は不動産を担保とする融資において欠かせない物権であり、住宅ローン以外にも、企業向けの大口融資や不動産担保ローンなどにおいて、幅広く活用されています。

 

抵当権がついていても購入者は普通に生活できるのか

 

抵当権の便利な所は、住宅ローンで金融機関が土地と建物に抵当権を設定しても、土地と建物の所有者は、普通に生活できるという点です。

そして、抵当権と対象的なのが質権です。

質屋という言葉を聞きますが、これは質権という物権から来ています。

そして質屋にお金を借りる場合、担保となる商品を質屋に預ける代わりに、お金が借りられる仕組みになっています。

つまり、お金を借りている間は商品は使用出来ず、お金を返すのと引き換えに、質屋に預けた商品を受け取ります。

これを土地と建物の事例に当てはめれば、お金を借りている間は土地と建物を使用できないことになります。

これでは不便なので抵当権が利用されるようになり、金融機関の抵当権が設定されていても、普通に生活できるのです。

なお、抵当権が設定されている間は、金融機関の支配下にあります。

従って、住宅ローンの返済をきちんと行うことや、自宅を勝手に第三者賃貸しないなど、金融機関との取り決めを守らなければ、抵当権が実行されるという最悪の事態に陥ります。

 

抵当権が実行されたら、自宅はどうなるのか

 

金融機関が抵当権を実行するのは、融資を受けた住宅ローンを返済出来ない場合など最後の最後ですが、どのような流れになるのか、念の為に解説しておきます。

まず金融機関は、裁判所に必要書類を揃えて、競売の申立を行います。

不動産競売にはいくつかの要件がありますが、これらが問題ないと判断されると、競売手続きに進みます。

競売手続きは、オークション方式で行われ、最も高い値段を提示した人を最高価買受申出人(さいこうかかいうけもうしでにん)と呼びます。

なお、住宅ローンの債務者は最高価買受申出人となる資格がありません。

そして、最高価買受申出人が代金を裁判所に納付したときに、所有権が移転します。

ちなみに、住宅ローンの債務者から最高価買受申出人への所有権移転登記は、裁判所が行います。

 

まとめ

 

ここまで、抵当権について解説してきました。

抵当権は、日本のように不動産担保を重視する国にとって、大変使い勝手がいい物権です。

金融機関の設定意図を理解し、住宅ローンを有効活用していただければと思います。

 

 

 

住宅ローンについてのコラム一覧

 

1:安心できる住宅ローンの借入限度額はどれくらいなのか

2:住宅ローンではどれくらいの費用がかかるのか(上編)

3:住宅ローンではどれくらいの費用がかかるのか(中編)

4:住宅ローンではどれくらいの費用がかかるのか(下編)

5:住宅ローンの流れを、マンションと注文住宅で比較してみる

6:住宅ローンを組んだら生活保障の見直しをしましょう!

7:住宅ローン控除を最大限活用する(前編)

8:住宅ローン控除を最大限活用する(後編)

9:一部繰上返済制度を活用して総返済額を減らす

10:平成30年(2018年)の住宅ローン金利動向を予測する

11:最初のローンが肝心、借り換えをお勧めできない理由

12:住宅ローンの返済が苦しくなったら迷わず相談

13:個人信用情報機関を正しく理解しましょう

14:「平成30年(2018年)は住宅購入最後のチャンス(前編)」

15:「平成30年(2018年)は住宅購入最後のチャンス(後編)」

16:「共働き夫婦におすすめの住宅ローンの「デュエット」とは?」

17:「変動金利と固定金利の良いとこどりのミックスプランとは?」

18:「住宅ローンの新規では変動と固定どちらが多いのか」

19:「住宅ローンを使って建てた家を勝手に貸してはダメな理由」

20:「親の贈与を受ける場合のメリットとデメリット」

21:「長期優良住宅の家づくりをするときに適した住宅ローン」

22:「住宅ローンを組む時に「自然災害特約」は付けるべきか」

23:「住宅ローン審査もアプリの時代へ」

24:「ネット銀行の審査が一般的な銀行と違う理由」

25:「ライフプランに合わせられる、新生銀行の住宅ローン」

26:「変わり始めた住宅ローン勢力図。メガバンクVS地方銀行」

27:「変動金利の金利上昇ルール「5年ルール」と「125%ルール」とは」

28:「日銀展望レポートから見る、今後の住宅ローン金利動向」

29:「フラットは何故どこでも借りられるのか、その構造を理解しよう」

30:「2月の住宅ローンは固定金利が大幅上昇!今後の行方は?」

31:「銀行が勧める、短期固定金利の住宅ローンの危険性」

32:「イオンをよく利用する人はイオン銀行が便利でお得?」

33:「ゆうちょ銀行の住宅ローン利用には注意が必要」

34:「世界同時株安NYダウは過去最大の下落!住宅ローン金利に与える影響は?」

35:「ライフプランに合わせた住宅ローンの返済額の作り方」

36:「住宅ローンを抱えて離婚したらどうすればいい?」

37:「住宅ローンを組む事が不安な方にオススメの制度」

38:「被災された方は災害復興融資の利用を(前編)」

39:「被災された方は災害復興融資の利用を(後編)」

40:「預金連動型住宅ローンの注意点(前編)」

41:「預金連動型住宅ローンの注意点(後編)」

42:「3月の住宅ローン金利、長期固定金利が軒並み低下」

43:「住宅ローンを組む時に、安易な収入合算には要注意」

44:「財形住宅融資制度について、わかりやすく解説します(前編)」

45: 「財形住宅融資制度について、わかりやすく解説します(後編)」

46:「フラットの買取型と保証型の違い、何がどう違うのか」

47:「フラットが9割超融資で金利を引き上げた意味」

48:「三井住友信託銀行の住宅ローン自動返済、メリットと注意点」

49:「余分なカード信用枠は住宅ローン審査にデメリット」

50:「住宅ローン利用者の裾野を広げた「全国保証」とは?」

51:「財務省信頼失墜!増税延期と住宅ローン金利の深い関係」

52:「50年型住宅ローンのメリット・デメリット」

53:「あなどれない、JAバンクの住宅ローン」

54:「住宅ローンの返済には、ボーナス併用払いを利用すべきか」

55:「世界標準の住宅ローンとは?リコースローンとノンリコースローン」

56:「2018年4月の住宅ローン金利は低下予想」

57:「フラット35利用者への借り換えを勧誘することは禁止されています」

58:「女性専用住宅ローンを最大限活用しましょう」

59:「職業の特性によって、住宅ローンの選び方を決める方法」

60:「転勤や借り換えした時の住宅ローン控除の再適用について」

61:「2018年4月の住宅ローン金利と5月の見通し」

62:「フラットの団体信用生命保険と民間の生命保険、どちらがお得?」

63:「5月の住宅ローン返済には要注意」

64:「自営業者の方の、上手な住宅ローンの組み方」

65:「住宅ローンキーワード:第一回・抵当権」←今回のコラム

全ての要望を叶えた
本物の木の家が1500万円で実現

安心の耐震性にシンプルで洗練されたデザインをプラス。
さらにメンテナンスやリフォームを見据えて柔軟に対応できる。

WORKS 施工事例

創業から50年以上に渡り、一邸一邸心を込めてお客様の「夢をかたちに」するお手伝いをしたお住まいをご紹介します。

HOLOS HOMEに興味がある方はどうぞお気軽にご連絡下さい

tel.0120-411-185営業時間:10:00~18:00 (水曜日定休)

  • 資料請求・お問い合わせ
  • モデルハウス見学予約