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住宅ローン

2018.04.06

女性専用住宅ローンを最大限活用しましょう

最近は働き方が多様化し、女性の社会進出も当然になりました。

今後も労働力不足から、様々な業種で女性の活躍が期待されています。そのような流れを受けて、金融機関でも女性専用住宅ローンという商品が登場しています。

この女性専用住宅ローンは、主に未婚の独身女性を対象にしたものですが、既婚者が利用出来ないという決まりはありません。

働き方の多様化により、奥様が企業の正社員でご主人が自営業者や個人事業主の場合は、奥様が女性専用住宅ローンを利用して主債務者となることで、住宅ローンの審査が通りやすくなるなどのメリットもあります。

今回は、この女性専用住宅ローンの先駆けになった、りそな銀行の商品「凛next」を通して、奥様が主債務者となる事例を考えます。

喜んでいる女性

女性専用住宅ローンは既婚者でも利用出来ます

 

女性専用住宅ローンと言うと、一生独身のキャリアウーマンが利用するイメージですが、借入条件には女性とあるだけで、独身や既婚者の記述はありません。

当然ながら、当初は独身だったけれども、女性専用住宅ローンで自宅を所有してから結婚することもあり、そこをしばる必要は金融機関にはありません。

むしろ、いざという時の返済者が増えて、金融機関にはメリットになります。

そしてこの流れは、今まで住宅ローンの審査が通りにくかったご家庭に、メリットをもたらすことになります。

例えば、今までは奥様が企業の正社員、ご主人が自営業者や個人事業主の場合、どうしてもご主人が主債務者、奥様が連帯債務者か連帯保証人になるケースが圧倒的多数でした。

この場合、住宅ローンの審査では自営業者や個人事業主は返済の継続性という観点から見ると不利になり、審査に落ちたり、審査で減額されることが多々ありました。

これは、今までの男性中心の考え方から抜け出せず、住宅ローンの主債務者となるのは男性であるという固定概念があったからです。

今でも普通の住宅ローンでは、奥様が主債務者になりたいといっても、納得出来る説明がなければ、難しいのが現状のようです。

故に、ご主人が独立するにしても、企業でサラリーマンをしているうちに住宅ローンだけは組むという、本末転倒の事例も散見されます。

しかし、当初から女性専用住宅ローンを中心に話を進めれば、奥様が主債務者、ご主人が連帯債務者か連帯保証人という形態も違和感なく受け入れて貰えます。

また、ご主人が専業主夫というご家庭でも、女性専用住宅ローンであれば問題ありません。

 

通常に比べて、借入要件が緩和されています

 

そして、女性専用住宅ローンのメリットとして、女性は男性よりも一般的に年収が低いことを考慮し、借入条件が緩和されていることが挙げられます。

上記で述べた、りそな銀行の女性向け住宅ローン「凛next」では、前年度の年収が100万円以上、給与所得者の場合は勤続年数1年以上、給与所得者以外の場合は、勤続または営業年数が3年以上となっています。

また、派遣社員や契約社員であっても相談できると記述されており、かなり門戸が開かれていると言って良いでしょう。

融資額は50万円から1億円以内ですが、返済負担率(年間返済額÷年収)は最高35%以内となっています。

また、3月の適用金利は変動金利で年0.520%、固定金利選択型10年で年1.345%となっており、充分納得出来るレベルです。

さらに、「凛next」の特典として、繰上返済手数料が無料、疾病・障害により30日間を超える就業障害が継続した場合に、最長3年間返済が免除される、ローン返済支援保険が無料で付きます。

またローン残高が0円になる、3大疾病保障特約も年0.15%の上乗せで利用出来ます。

最後に、女性に嬉しい特典として、りそな銀行の女性向けローン会員カード「りそなヴェールカード」が進呈され、全国のホテルやレストラン、インテリアショップなどの割引優遇をはじめ、会員限定のさまざまな特典が用意されています。

 

まとめ

このように、女性専用住宅ローンを活用すれば、今まで住宅ローンの審査に通りにくかったご家庭でも、審査に通りやすくなるかもしれません。

実質的に、奥様が家計の大黒柱となっているご家庭には、オススメの商品と言えるでしょう。

 

 

【目次:住宅ローンコラム】

1:安心できる住宅ローンの借入限度額はどれくらいなのか

2:住宅ローンではどれくらいの費用がかかるのか(上編)

3:住宅ローンではどれくらいの費用がかかるのか(中編)

4:住宅ローンではどれくらいの費用がかかるのか(下編)

5:住宅ローンの流れを、マンションと注文住宅で比較してみる

6:住宅ローンを組んだら生活保障の見直しをしましょう!

7:住宅ローン控除を最大限活用する(前編)

8:住宅ローン控除を最大限活用する(後編)

9:一部繰上返済制度を活用して総返済額を減らす

10:平成30年(2018年)の住宅ローン金利動向を予測する

11:最初のローンが肝心、借り換えをお勧めできない理由

12:住宅ローンの返済が苦しくなったら迷わず相談

13:個人信用情報機関を正しく理解しましょう

14:「平成30年(2018年)は住宅購入最後のチャンス(前編)」

15:「平成30年(2018年)は住宅購入最後のチャンス(後編)」

16:「共働き夫婦におすすめの住宅ローンの「デュエット」とは?」

17:「変動金利と固定金利の良いとこどりのミックスプランとは?」

18:「住宅ローンの新規では変動と固定どちらが多いのか」

19:「住宅ローンを使って建てた家を勝手に貸してはダメな理由」

20:「親の贈与を受ける場合のメリットとデメリット」

21:「長期優良住宅の家づくりをするときに適した住宅ローン」

22:「住宅ローンを組む時に「自然災害特約」は付けるべきか」

23:「住宅ローン審査もアプリの時代へ」

24:「ネット銀行の審査が一般的な銀行と違う理由」

25:「ライフプランに合わせられる、新生銀行の住宅ローン」

26:「変わり始めた住宅ローン勢力図。メガバンクVS地方銀行」

27:「変動金利の金利上昇ルール「5年ルール」と「125%ルール」とは」

28:「日銀展望レポートから見る、今後の住宅ローン金利動向」

29:「フラットは何故どこでも借りられるのか、その構造を理解しよう」

30:「2月の住宅ローンは固定金利が大幅上昇!今後の行方は?」

31:「銀行が勧める、短期固定金利の住宅ローンの危険性」

32:「イオンをよく利用する人はイオン銀行が便利でお得?」

33:「ゆうちょ銀行の住宅ローン利用には注意が必要」

34:「世界同時株安NYダウは過去最大の下落!住宅ローン金利に与える影響は?」

35:「ライフプランに合わせた住宅ローンの返済額の作り方」

36:「住宅ローンを抱えて離婚したらどうすればいい?」

37:「住宅ローンを組む事が不安な方にオススメの制度」

38:「被災された方は災害復興融資の利用を(前編)」

39:「被災された方は災害復興融資の利用を(後編)」

40:「預金連動型住宅ローンの注意点(前編)」

41:「預金連動型住宅ローンの注意点(後編)」

42:「3月の住宅ローン金利、長期固定金利が軒並み低下」

43:「住宅ローンを組む時に、安易な収入合算には要注意」

44:「財形住宅融資制度について、わかりやすく解説します(前編)」

45: 「財形住宅融資制度について、わかりやすく解説します(後編)」

46:「フラットの買取型と保証型の違い、何がどう違うのか」

47:「フラットが9割超融資で金利を引き上げた意味」

48:「三井住友信託銀行の住宅ローン自動返済、メリットと注意点」

49:「余分なカード信用枠は住宅ローン審査にデメリット」

50:「住宅ローン利用者の裾野を広げた「全国保証」とは?」

51:「財務省信頼失墜!増税延期と住宅ローン金利の深い関係」

52:「50年型住宅ローンのメリット・デメリット」

53:「あなどれない、JAバンクの住宅ローン」

54:「住宅ローンの返済には、ボーナス併用払いを利用すべきか」

55:「世界標準の住宅ローンとは?リコースローンとノンリコースローン」

56:「2018年4月の住宅ローン金利は低下予想」

57:「フラット35利用者への借り換えを勧誘することは禁止されています」

58:「女性専用住宅ローンを最大限活用しましょう」←今回のコラム

 

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