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「二世帯住宅」の落とし穴…家づくりに後悔している人の失敗談【名古屋市のBさんのお話】
家づくりに後悔している名古屋市のBさんの体験談
二世帯住宅に建て直した、僕の実家で暮らし始めて4年目のBです。
「奥さんはともかく、実家で2世帯住宅なら、男の人は楽だよね~」なんて言われちゃいますけど、実はとても後悔しています。
僕が結婚3年目、長男が1歳になる年に、父親が60歳の定年を迎えました。
その定年退職のお祝いの席で、父母、僕の家族と結婚して四日市に暮らしている妹一家も集まったときに、2世帯住宅に建て直しての同居を打診されたんです。
「結婚したときに建てた今の家も、30年以上たってだいぶあちこち傷んできている。
元気なうちに、新しく立て直そうと思うけれど、長男一家はいま同じ名古屋の会社に勤めているわけだし、お嫁さんも共働きを続けるそうだから、2世帯住宅に建て直して一緒に住まないか?
今なら、退職金を使えばローンも組まずに新築が建てられる。
ウチの会社は70歳までは嘱託勤務ができるから、老後資金はこれから貯めればいいし、年金を70歳まで繰り下げ受給にすれば、そこからは年金で十分暮らせるから、退職金はなくなっても大丈夫だ」
確かに、実家の土地は今住んでいる賃貸と比較しても、僕たちの通勤に便利なところだし、何よりも今賃貸に払っている家賃や、自分たちでローンを組むことを考えたら、住居費がゼロになるのは圧倒的なメリットでした。僕の妻も、仕事が好きなので育休後は復帰を希望していましたから、同じ敷地に祖父母がいる環境はメリットです。
・・・と、そこまでは良かったんですが。
最初はメリットだと思った「親が全額資金提供をする」というのは、やめた方がよかったかなと思っています。
毎月親に返済していくやり方にしても、自分たちで家を建てる費用を負担した方がよかったなと。
結局、ハウスメーカーの選定から間取り決め、壁紙やカーテンレールに至るちょっとした費用まで、「高い方を選んだら、悪いかな」「父母と意見が分かれたら、こっちが譲るべきかな」って考えてしまって。
嫁は「同居を選んだ時点で仕方ないよね」と割り切ってくれていますが、本当はリビングを広めにしたかったな、とか、浴室にシャワーブースをつけたかった、なんて今でも考えてしまいます。
適当にお金の負担の仕方を決めるとあとでトラブルが
「俺が働いて、俺の金で建てるんだから、全部俺の好きにする!!」
なんて発言するお父さんがいたら、お母さんも子どもたちも大ブーイングですよね。
「同じ世帯」であってもNGワードなのですから、別世帯であればなおさらです。
2世帯住宅の場合、「世帯」同士のお金の負担の仕方を、建築中からしっかり話し合っておく必要があります。
たとえば光熱費。親世帯と子世帯の光熱費を一緒に賄うのか、別計上できるようにするのかは、設計時点で考えておかなくてはなりません。
トータルの建築予算を、どのように親世帯と子世帯に振り分けるのか、土地家屋の名義の問題とも関係してきます。
同居家族以外に、相続対象となるご兄弟がいる場合、先々の相続の想定も必要になります。
「まあ、そのあたりはおいおい…」と、話を先延ばしにしてしまうと、「失敗」と感じるケースが増えてしまうように感じます。
ホロスホーム・アドバイザーがご相談にのります!
二世帯住宅の場合、家づくりに対する情熱に温度差がある場合も少なくありません。
ご家族それぞれのご要望を、第三者的な視点で集約していき、全体のバランスを整えてあげる工程が必要です。
「ホロスホーム」では、アドバイザーが最初から最後までお客様の家づくりを担当します。
建築士・住宅ローンアドバイザー資格・キッチンスペシャリスト・整理収納アドバイザーなどの専門知識でお応えしますのでなんでもご相談ください!
「二世帯住宅を考えているけれど、まず何をすればいい?」という方、ご相談は無料でお引き受けしていますので、ぜひこちら(https://holos-home.co.jp/contact/)からお問い合わせください!
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