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注文住宅の代表的間取り「吹き抜け」を上手く作るコツ
最近の注文住宅では、快適に暮らすために広々とした間取り設計をするのが流行になりつつあります。
その中でも、特に「吹き抜け」を活かしたリビングなどは、間取りを広く見せる効果があるので高い人気があります。
吹き抜け構造のマイホームはメリットが多い反面、場合によってはデメリットになるコトも。
注文住宅を利用して吹き抜けマイホームを検討しているのであれば、“実際に暮らしてみることをイメージして”、そのメリットとデメリットについて検討した上で採用することが大切になります。
そこで今回は、吹き抜けを上手く作る「コツ」をご紹介していきます。
実際に、吹き抜けを「体験」してみる
注文住宅での吹き抜け構造を検討していても、「テレビや雑誌などでしか見たことがない」という人も珍しくありません。
自分の目で見たことがないということは、具体的な吹き抜け住宅の雰囲気・イメージが湧きにくいので、完成後に「別の間取りにすれば良かった…」と後悔するケースも。
その対策法として、実際に暮らした時を想像できるように「実物を体験してみる」ことをお勧めします。
なぜかというと、吹き抜けの大きさ、広さなどは“図面からは感覚が掴みにくい”という特徴があるからです。
実際に、吹き抜けのモデルルームを体験すると、10帖リビングの吹き抜けが「想像よりも広い」と感じることもあれば、15帖リビングの吹き抜けが「物足りない」と感じることもあります。
そのため、まずは自分の感じ方を知るためにも実物を体験することが大切になってくるのです。
吹き抜けの「メリット」を明確化
「単純にお洒落でカッコいいから吹き抜けにしたい」
このような動機でも大丈夫です。
ただし、曖昧な動機のままでは満足のいく間取りは完成しないでしょう。
吹き抜けを上手く作るために必要となるのがメリットの明確化です。
まず、吹き抜けのメリットといえば、広々とした空間。
このメリットを最大限に発揮するには、住宅全体の広さに合った適切な大きさの吹き抜けを配置すること、空間を邪魔しないインテリアの配置など、広さを効果的に魅せるための工夫が必要となります。
また、子供がいる家庭では、吹き抜け特有の「1階と2階のつながり」は大きなメリットになります。
吹き抜けは音の通りが良く、2階で過ごす子供の様子を把握しやすいといえます。
吹き抜けの「デメリット」を把握
次に、吹き抜けのデメリット部分を把握しておくことが重要になってきます。
代表的な悩みを挙げるとすれば、第一に「空調の悪効率」が考えられます。
空気の性質上の問題と縦の空間比率が大きくなる分、暖気は上に逃げてしまい冬場は寒くなり、一方で冷気は下に溜まり夏場は暑くなってしまう原因に繋がります。
このデメリットをあらかじめ把握し、気密性の高いマイホームに仕上げる、あるいはシーリングファンや床暖房の設備を設ける工夫が必要になってきます。
また、実際に住んでみると、音の通りが良すぎて「遮音性がない」ということもデメリットの可能性になります。
子供が小さいうちは大した問題にならなくても、子供が成長するとともに現れるプライバシー問題も考えないといけません。
住宅の完成後は、音を防ぐのは難しくなるので、事前に相談しておくべきでしょう。
おわりに
注文住宅での吹き抜けを上手く作るコツは、
「実際の雰囲気を掴む」
「メリットの明確化」
「デメリットの把握」
の3要素で構成されています。1つ1つを確認しても専門的な知識を必要としていないため、誰でも取り組める内容だといえます。
注文住宅で吹き抜けマイホームを建てる前にまず、吹き抜けのメリット・デメリットについてよく検討するところから始めてみてください。
そして、気になる疑問点などが生じた際は、お気軽にホロスホームにご相談ください。
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