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コラム

住宅ローンキーワード:第8回・返済方法

住宅ローンを契約する中で、わかりにくい言葉を解説する住宅ローンキーワード。

今回は大切な、返済方法について解説していきます。

電卓とメモ

代表的な返済方法は、元利均等返済と元金均等返済

住宅ローンの返済方法には、元利均等返済と元金均等返済があります。

漢字だけみるとややこしそうですが、一度仕組みを理解してしまえば、難しくはありません。

元利均等返済・・・

元金と利息を均等に返済すると読めるように、毎月の返済額が一定になるように計算して、

そこから返済額が決まります。

住宅ローンの返済が仮に35年だった場合、35年×12か月=420回も返済する必要があります。

その場合、次に紹介する元金均等返済では、毎月の返済額が異なるため、

家計管理がしにくくなります。

その点、元利均等返済であれば、毎月の返済額は一定ですので、家計管理もしやすく、

返済額も把握しやすいという利点があります。

ただし、当初は借入元金が大きい分、かかる利息も大きいので、

毎月の返済額に占める元金と利息の割合は利息の方が多くなります。

元金均等返済・・・

まず、この返済方法は一部の金融機関では取り扱っていない可能性がありますので、

必ず事前に確認するようにして下さい。

元金を均等に返済すると読めるように、毎月の元金返済額は35年返済であれば、

420回で割って毎月均等です。

しかし、元利均等返済でも解説したように、当初は借入元金が大きい分、

かかる利息も大きいので、初回の返済額が一番多くなるという特徴があります。

そして、毎月の返済額は少しずつ減少していくのですが、

初回の返済額が一番多くなるという心理的負担があり、

資金的に余裕のある人しか利用していません。

住宅ローン金利が3%台の頃は、元金均等返済の方が、総返済額がかなり少なかったので、

知っている人には利用されてきましたが、

住宅ローン金利がここまで低下すると大差ないため、利用者は減少気味です。

 

どの程度の差が出るのか、シミュレーションで確認

前提条件:全期間固定金利で金利は1%、借入金額は3,000万円、返済期間は35年、

元利均等返済と元金均等返済で比較

元利均等返済 毎月の返済額:84,685円、総返済額:35,567,804円、利息割合:15.7%

元金均等返済 初回の返済額:96,428円、総返済額:35,262,332円、利息割合:15.0%

これで比較すると、元金均等返済の方が総返済額は、305,472円少なくなりました。

しかし、初回の返済額は8,000円程度高くなっています。
それぞれの返済明細で、確認してみることにしましょう。

元利均等返済の返済明細

1回目  返済額:84,685円 元金:59,685円 利息:25,000円
120回目 返済額:84,685円 元金:65,905円 利息:18,780円
240回目 返済額:84,685円 元金:72,833円 利息:11,852円
360回目 返済額:84,685円 元金:80,490円 利息: 4,195円
420回目 返済額:84,789円 元金:84,719円 利息: 70円(最終回の端数調整)

返済明細で確認してみても、返済が進むにつれて、元金部分の返済額が増えていることがわかります。

元金均等返済の返済明細

1回目  返済額:96,428円 元金:71,428円 利息:25,000円
120回目 返済額:89,344円 元金:71,428円 利息:17,916円
240回目 返済額:82,201円 元金:71,428円 利息:10,773円
360回目 返済額:75,059円 元金:71,428円 利息: 3,631円
420回目 返済額:71,727円 元金:71,668円 利息: 59円(最終回の端数調整)

こちらは、初回の返済額が最も高く、その後なだらかに、返済額が減少していきます

資金的に余裕があるのであれば、総返済額が安くなる、元金均等返済がお勧めですが、

返済のしやすさを重視するなら元利均等返済でしょうか。
今回のシミュレーションを参考に、自分自身に合った返済方法を、見つけて頂けますと幸いです。

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