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コラム

自由設計の注文住宅だから気をつけたいこと

こだわりのマイホームを建てられることから人気が高く、どんどん増え続けている注文住宅。

その魅力は外観、間取り、設備などを希望通りにデザインできる「自由設計」にありますが、「自由設計」だからこそ注意しておきたいポイントがいくつか存在します。

この注意点をしっかり押さえることで、理想的な住宅の完成へと繋がります。

そこで今回は、『自由設計の注文住宅だからこそ気を付けたいこと』についてお伝えしていきます。

家の設計図

 

 

注文住宅にかかる「費用」

 

住宅を1からオーダーメイドする注文住宅は、想像以上に費用が大きくなります。

最近では、「ローコスト住宅」と呼ばれる注文住宅も出てきましたが、それでも通常の住宅と同じくらいの値段になります。

自分のこだわりを叶える自由設計となれば、その予算はあらかじめ多めに見積もっておくことが大切になります。

この費用について勉強不足だと、「値段が高くてイメージしていた住宅が完成しなかった…」「オプションを付けすぎてローン額が大きくなった…」というような“失敗住宅”になることもあるのでご注意を。

 

★費用についてのアドバイス!

(1)見積もりプランは複数社に依頼を

一般的に注文住宅は、工務店やハウスメーカーなどに希望を伝えて設計図を考案してもらってから具体的な見積もり費用が決まります。

このプラン作成と見積りを複数社に依頼することで「比較」することができます。

業者によって設計や建築方法が異なり、プランも見積りも変わってきますので「費用目安」を把握できるようになります。

 

(2)削るポイントを決めて費用をおさえる

少しでも費用をカットするためには「削るポイント」を決めることです。

居住面積を狭くすれば安くなるのは当たり前ですが、その他にも「廊下の幅を狭くする」「全部を最新の設備にするのは諦める」などの方法があります。

 

「住宅デザイン」を明確化する

 

注文住宅の魅力は、理想的な家づくりができる「自由設計」です。

しかし、「吹き抜けのリビングにしたい」「北欧風なデザインがいい」「和室がほしい」などのような曖昧な住宅デザインを伝えるだけでは、一流の建築士やデザイナーでも設計することはできません。

自由設計だからこそ、“こだわるデザインを明確化”する必要があります。

先ほどの例の場合では、「天井から1階までを開放して、家族と繋がる吹き抜けのリビングにしたい」「北欧風テイストにしたいからキッチンはアイランドキッチンに」「客間用に10畳の和室を作りたい」といったようにデザインを明確化することができます。

はっきりとしたイメージが伝われば、建築士・デザイナーも設計しやすくなります。

説明が難しいと感じたときはイメージ写真を提示しても大丈夫です!

 

完成まではおよそ「1年前後」の期間が必要

 

建売住宅はすでに住宅が完成している場合が多いので、契約が終われば引渡しとなりますが、注文住宅はいくつかの手順が進めていく必要があります。

 

★大まかな手順

【Step1】

計画づくり(住宅イメージ計画・資金計画など)

【Step2】

設計検討(ラフ設計・予算検討など)

・およそ2ヵ月~3ヵ月

【Step3】

契約・申請(建築請負契約・ローン手続き申請など)

・およそ1ヵ月

【Step4】

着工準備・着工開始(整地・造作工事など)

・およそ4ヵ月

【Step5】

竣工・引渡し(竣工検査・施主検査など)

・およそ1ヵ月

 

このように、ハウスメーカーに依頼してから引渡しまでに「約10ヵ月」の期間を要すことになります。

さらに、住宅を建てる土地探しの期間も考慮すると1年近い期間がかかってしまうので、長期間を見越した計画づくりを行うようにしましょう。

 

まとめ

 

こだわりの住宅を設計できる「自由設計の注文住宅」だからこそ、気を付けたいポイントがいくつかあります。

大きな買い物となるマイホームなので失敗だけは避けたいものですよね。

そのためには、“注文住宅の注意点”を自分でも勉強することが大切になります。気になる点があれば自分の中で解決せずに、お気軽にホロスホームに相談してくださいね。

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