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片付いている家にするために、注文住宅に必要な間取り
このコラムをご覧いただいているほとんどの方はこれから家づくりをする方ですので、今回の整理収納の話は、散らかりにくい家にするために必要な間取りについてお話いたします。
胸をときめかせて、理想のデザイン住宅・注文住宅を建てたと思っていても、住んでみたら収納が少なくてリビング・ダイニング・部屋が散らかっていてはせっかくのデザイン住宅も台無しですよね。なかなか片付けられないママもイライラ。片付いてない家に帰ってきたご主人もイライラ。散らかりにくい家にするにはあなたの努力がたらないのではなく、散らかりにくい家づくりの設計の工夫が必要なのです。
こんにちは、ホロスホームの整理収納アドバイザー浅野です。
■散らかりにくい家に必要な事
ずばり『必要なところに、必要な収納』これにつきます。
例えば、とても広い納戸が2階にあったとしても、1階のリビングに必要なものを2階の納戸には仕舞いませんよね?納戸は思い出の品や使用頻度が月一回程度つかうモノ、年一回程度使うモノ、ストックしておきたいモノを仕舞うところです。普段使うモノは仕舞いません。
なので、納戸がいくら広くても、リビングにも収納が必要なのです。リビングに収納がないと、リビングで使いたいモノがリビングテーブルの上やソファーの上に置かれてしまい、すぐに散らかってしまう状況が作りだされてしまうのです。
人は今いる場所の近くにモノを置きたくなるのです。
■玄関の収納の工夫
ダイニングのイスがハンガー代わりになってはいませんか?
なぜ、ダイニングのイスに上着をかけてしまうのか行動をみてみると
1.玄関で靴を脱いで、リビング・ダイニングへ直行
2.リビング・ダイニングは暖かいから上着を脱ぐ
3.どこかかけられるところを見渡すと、椅子がある!
4.新築したときに奮発して買ったオシャレなイスが、ハンガーになってしまいました・・・
この事態を避けるには、玄関横にウォークインクローゼットを設けるのも一つの手です。
下のような玄関ならどうでしょうか。
リビング・ダイニングに到着する前に、上着を脱いで掛ける場所がそう面倒くさくない場所にあればダイニングのイスがハンガーになることを避けることができます。上着を脱ぐという動作をどこでおこなうのかを決めてあげれば解決できますね。
■まとめ
これらのことは特別なことではないのですが、デザインにこだわりすぎるあまり、収納のことは後回しにしがちですので注意が必要です。
収納があり、片付けられているからこそ、豊かな気持ちになれる本来のデザイン住宅になるのではないでしょうか?