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コラム

変動金利と固定金利の良いとこどりのミックスプランとは?

住宅ローンでは変動金利と固定金利があり、どちらにするかは誰もが悩む所です。

特に現在のように、変動金利も固定金利も最低ラインにある中では、変動金利だけを選んでしまうと将来の金利上昇不安が残ります。

今回はそんな人にピッタリなミックスプランをご紹介します。

愛知県、安城市の注文住宅の工務店、ホロスホームです。

住宅とお金

ミックスプランとはどういう仕組みなのか

 

昔から、変動金利と固定金利をミックスした住宅ローンには要望がありました。

上記で述べたように、どの時代においても変動金利にするか、固定金利にするかは誰もが悩む所であり、1つの住宅ローンで変動金利型と固定金利型をミックスすることが出来れば、リスクを分散することが出来ると共に、どちらも選択することで自分自身を納得させることも出来るからです。

 

この商品を初めて住宅ローン市場に送り出したのは、三井住友銀行だったのですが予想通り上記のような需要にマッチし、瞬く間に他の銀行にも同じような住宅ローンが広がっていきました。

今回は、この商品を世に送り出した、三井住友銀行のミックスプランを中心に解説していきたいと思います。

 

まず、金利タイプですが変動金利型と固定金利特約型、超長期固定金利型を組み合わせることになります。

固定金利特約型は2年、3年、5年、10年と組み合わせることが可能で、その期間は固定金利が続きますが、特約期間が終わると変動金利型になります。

その後は変動金利型のままにしても良いですし、再度固定金利特約型を選択することも出来ます。

 

ただし、例えば10年間の固定金利特約型を選択した場合、選択するのは10年後です。

10年後の金利は誰にもわからないためリスクもあります。

このような場合は期間が短い固定金利特約型でつなぐか、固定金利の超長期固定金利型を組み合わせると良いでしょう。

 

次に、これら3種類の割合ですが基本的には半分半分となります。

また、借り入れ金額の10万円単位で組み合わせが可能です。

なお、細かい話になりますが、住宅ローンでは金銭消費貸借証書(金消)を交わします。

 

ここで、普通の住宅ローンであれば、これが1本なのでそこに貼る印紙代もその金額に合わせれば良いのですが、ミックスプランではこれが2本になるため、印紙代が変わるのと2本分の手間暇がかかります。(念のため解説しますが、必ず行う登記は抵当権1つで他の住宅ローンと変わりありません)

 

■組み合わせと手数料

 

変動金利型と固定金利特約型(超長期固定金利型) 手数料10,800円(税込み)

 

固定金利特約型と超長期固定金利型        手数料21,600円(税込み)

 

 

ミックスプランの長所と短所

 

このような仕組みのミックスプランですが、長所と短所を考えてみましょう。

長所

まず長所ですが、変動金利と固定金利を組み合わせることで、変動金利の低金利と固定金利の金利安定という、それぞれのメリットを享受出来ることです。

また、このメリットは金利上昇リスクを分散できることにもつながります。

 

短所

では、短所はどうでしょうか。

正直な所、明確な短所というのは見つかりません。

というのも、ミックスプランが変動金利と固定金利のいいとこ取りをしたプランであるからです。

変動金利の水準が完済まで変わらなかった場合、変動金利を選んだ方が得で、固定金利を選んだ方が損になりますが、それは結果論であり短所とは言えません。

 

 

今後の金利上昇局面においては有効な選択肢に

 

現在の世界的な好景気により、日本でも投機的な動きが強まるなど景気の過熱感が強まっています。

そうなると意識されるのが、現在の日銀のマイナス金利政策で、今年後半には物価上昇率2%が達成され、日銀の出口戦略に焦点が当たることも予想されています。

そうなると、今まで日銀の政策により低位安定していた長期金利が上昇し、住宅ローン金利も固定金利から上昇することが想定されます。

 

正直な所、現在の住宅ローン金利は底にあり、今後は金利上昇リスクに備えることが必要になってきます。

このようなときに、変動金利だけでは不安なので固定金利でリスクをヘッジしておくことは大変有効で、それにはミックスプランが最適であると考えられます。

 

まとめ

日本が本当にデフレから脱却出来るかは定かではありませんが、ここ数カ月の流れを見ると潮目が変わってきた感じがするのは私だけではないはずです。

今こそ、住宅ローンでミックスプランを選択するのが賢い選択かもしれません。

 

安城市の注文住宅のホロスホームでは、住宅ローンの相談も無料です。ぜひお気軽にご予約下さい!

ご予約はこちらから

 

 

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3:住宅ローンではどれくらいの費用がかかるのか(中編)

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7:住宅ローン控除を最大限活用する(前編)

8:住宅ローン控除を最大限活用する(後編)

9:一部繰上返済制度を活用して総返済額を減らす

10:平成30年(2018年)の住宅ローン金利動向を予測する

11:最初のローンが肝心、借り換えをお勧めできない理由

12:住宅ローンの返済が苦しくなったら迷わず相談

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17:「変動金利と固定金利の良いとこどりのミックスプランとは?」←今回のコラム

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