コラム

【平成２９年１１月現在の情報です（消費税率８％）】

今回は、「住宅ローン減税」と「すまい給付金」の概要についてです

■住宅ローン減税

対象者 ：住宅ローンを利用し住宅を購入した人
控除額 ：年末の住宅ローン残高の１％が所得税から控除される（※所得税では控除しきれない場合には翌年の住民税からも最大で136,500円まで控除される）
最大控除額 ：４０万円×１０年間（長期優良住宅の場合５０万円×１０年間）
期間 ：１０年間
条件 ：借入金の償還期間が10年以上であること（※１）
：年収３０００万円以下

（※１）頭金がたくさんあって住宅ローンの返済期間が１０年未満で可能な場合であっても、１０年以上でローン返済プランをたてるのが良いでしょう。１０年経って住宅ローン減税が適用されなくなったら、繰り上げ返済をするのが賢い返済プランだと考えます。

■すまい給付金

対象者 ：収入が５１０万円以下の人
給付額 ：最大３０万円

住宅ローン減税は、収入が高く所得税をたくさん払っている人にメリットが多い制度となります。
その弱点を補うため、すまい給付金は一定の年収の人に対してのみの制度となります。

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